ディスクグラインダーには、種類があるって知ってましたか?
高速型と低速高トルク型。
それぞれ特徴があります。
特徴
高速型は、金属の切断の時などに有利。
回転スピードが速いため、楽に早く切ることができます。
削る場合でも、早く削れます。
でも、これが少し心配なところで、早く削れるということは、間違って削りすぎになる場合もあるということなので、注意が必要です。
対して、低速高トルク型は、 回転自体は遅いが回転力は強いのでコンクリートの切断などのトルクを必要とする作業で有利。
個人的な好みでいうと、金属の加工ばかりでも、低速型のほうをよく使います。
理由はいくつかあって、まず上にも書いた、削りすぎてしまうという問題。
やわらかいもの、金属でいうとアルミなどに使用すると、高速、低速の違いがよくわかると思います。
たとえば、切断時に高速だと作業スピードがかなりあげられます。
低速から高速に変えると、切断スピードがアップし、明らかに作業時間が短縮されます。
ただし、これが削りすぎてしまうという落とし穴にもなる。
あまりにサクサク削れるので、すぐ削りすぎになってしまいます。
力加減で調整すべきなのですが、早く仕上げたい一心でいつの間にか力がどんどん入ってしまって、削りすぎてしまうことが多いです。
また、高回転がゆえにはじかれることも多い気がする。
切断や削っているときに、突然グラインダーがはじかれるのはすごく怖いです。
はじかれても大丈夫なように力を入れると、今度は削りすぎてしまう。
結局、私の使い方にも問題がある気もしますが、私の場合、安全のために低速型を使うことが多いですね。
低速型もはじかれるのは同じなのですが、気のせいかもしれませんが、その衝撃が多少は少ないのではないか?と感じています。
ちなみになんとなくですが、雑に扱っても大丈夫な気がして、金属ボディのものを選んでいます。
充電もあるが
ディスクグラインダーには、インパクトドライバなどのように充電式のものもあります。
以前は、普通のAC100V電源の物に比べてパワー不足だった充電のディスクグラインダーですが、今は遜色なくなってきました。
DIYでの使用頻度によりますが、普通の方は充電式のほうがいいかもしれません。
そもそもディスクグラインダーの電源コードってすごく邪魔なんです。
使っていて間違って電源コードを切りそうになる、実際に切ってしまいショートした、こんな方もいるくらいなのでコードがあるのは間違いなくデメリットです。
でも、頻繁に使う、かなり負荷をかける、というような方は、普通のものがいいでしょう。
仕事で使っていると、バリバリ使う場合には、充電はあまり使いません。
やはり充電では、使っているとすぐに電池切れになる印象です。
充電がなくなるにつれて力も弱くなってきて、だんだん削れなくなる。
でも、電池交換も面倒だから、あともう少しだけ、これでキリが付くから、なんて考えてそのまま使い続けてしまって、いつの間にかなんとなく効率の悪い作業になってしまうのです。
徐々に力が弱くなるから気が付かないまま使い続けていて、その後、電池交換すると、非常にパワフルに動くので、充電がなくなっていたせいで、力が弱くなっていたことに気が付く。
作業をトータルで考えると、早く電池を替えていたら作業が早く終わったかな、と後悔することになります。
用途にもよりますが、作業的に、ディスクグラインダーはインパクトドライバーのように大きく移動しながら使うことが多い工具ではないので、普通の電源の物のほうがいいかもしれません。
ただし、梯子を登った先で使うなどの場合、そこまで延長コードやコードリールなどにより電源を引っ張る必要が出てきます。
こんな時にはやはり充電があれば便利に感じます。
上ではマキタをあげましたが、こちらはHiKOKI(旧日立工機)の同等品です。
マキタとHiKOKIでの違いはあるのか?
ほぼないと思う。
少なくとも私にはわからない。
好きなほうのメーカーでいいと思います。
ただ、やはりホームセンターで非常に安く売っているものと比べると、この2社のちゃんとしたものは、耐久性はかなり違いますね。
コメント