ディープソケットはあると便利

作業工具
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ソケットレンチは多くの方が持っていると思います。

でも、ソケットの深さが足りなくて、不便に感じた事ってありませんか?

そんな時はディープソケットやロングソケットと呼ばれるものがあると便利です。

私はちょくちょくそんな場面に出くわします。

ナット側を外すとき

ボルト側は回すことができそうもないからナットを回して外したい。

ソケットレンチを使おうと思ったが、ボルトが結構長いものを使っていて、ナットから出ているボルトのねじ側が長すぎて、ソケットを差し込もうとしても届かない。

こんな時にディープソケットがあると簡単に外すことができます。

でも、メガネレンチでもいいのでは?

たしかにその通り。

メガネでも回すことはできる場合もあります。

ご存知だと思いますが、ソケットの先端を輪切りにしたような形状のもの。

トネ(TONE) ロングめがねレンチ

でも、メガネレンチの場合、ナットを外すためにレンチを回すスペースがかなり必要になります。

そして、実際の機械の周りには壁があったり、物が後から取り付けられていたりして、レンチを回すスペースがない、ということがよくあるのです。

こんな時にはディープソケットやロングソケットと呼ばれるものがあると本当に助かります。

おすすめのディープソケットは?

ほとんど使わないと思うなら、使用するサイズだけ購入するのも悪くありません。

でも、こういうのってあれば便利で簡単に作業が終わる。

無ければ時間をかけて、非常に苦労してボルトやナットを回さなければいけない、というたぐいのもの。

持っていると作業時間を短縮したり、ミスを減らせたり、いいことばかりです。

できればセットで購入したいですね。


SK11(エスケー11) ディープ ソケットセット 差込角 9.5mm (3/8インチ) 8・10・12・13・14・15・17・19mm SHS308D


KTC(ケーテーシー) 9.5mm (3/8インチ) ディープソケット セット 10個組 TB3L10


TONE ディープソケットセット(6角・ホルダー付) 12pcs HSL312

この3種類で検討するなら、ほとんど使わないという方は、一番上のものがおすすめ。

これくらいの価格なら、まったく使わないかもしれないけど、持っているといつか役に立つかも、という感覚でも購入できます。

一回でも便利に使えたなら元が取れたと言えます。

2つ目と3つ目は、そこそこの値段ですが、長く使おうとしたり、使用頻度がある程度ある場合は、やはり安いものとは違います。

個人的には、真ん中のKTCがおすすめ。

というかこれを持っています。

理由は、そのサイズです。

7から22までのディープソケットが付いており、M4からM14までメートルねじのボルトナットに使用できる。

私はほとんど普通のボルトにしか使わないからこれが一番いいんです。

上のSK11と下のTONEのは、8からなのでM5からになる。

まあ、M4なんてほとんど使わないのですが、ごくまれに長い小ねじにナットで固定されている部品があったりする。

ねじ部が汚れていると、手では回らない。

スパナで回すのはすごく面倒です。

こんなシチュエーションで使う場合があるので、その時用にディープソケットがある、ということが私としては重要でした。

後はソケットの長さも違うので注意してください。

下のTONEの物とKTCのもの、写真を見るだけでわかると思いますが、長さが違うように見えませんか?

実際に長さ違います。

例えば17のソケットを例にすると、TONEのは全長54mm。

KTCの全長は70mm。

KTCのほうが16mm長いことになります。

54mmもあれば十分かもしれませんが、あと数mm長ければ最初から使えたのに・・・という状況になったらスパナである程度まで回してからディープソケットを使えばいいのですが、なんとなく残念な気持ちになります。

やはり長いほうが使い勝手がいい場合が多いので、値段優先ならSK、多少高くてもということならKTCかな。

TONEの値段はその間で、ソケットの数は多いからお徳とも言えるのですが、ソケットのサイズが、9、16、18とか私があまり使わないサイズが入っていて数が多いんです。

メートルねじばかりで、たまに12や14を使う程度の私には必要ありませんでした。

ただ、9、16、18などの頭サイズのボルトを回す方には、ディープソケットセットとしてはTONEを選ぶしかありませんね。

ソケットレンチの差込角はいくつがいい?

上の3つの差込角は、すべて9.5mmのものです。

この差込角というのは、ディープソケットだけの話ではなく、普通のソケットでも同じで、ソケットを取付ける四角いところの寸法のこと。

この四角の大きさが何種類かあるのです。

6.35mm、9.5mm、12.7mm の三種類。

たしかその上に19mmというものもあったと思いますが、まあ使うことはないでしょう。

ちなみに、なぜ6mm、10mmとかのきれいな数字ではないかというと、インチ由来の寸法だから。

差込角は他にもあるのかもしれませんが、普通に使うサイズはこの3種類でしょう。

個人的なおすすめは、無難に真ん中の9.5mm。

これだと、5.5から24くらいまでのソケットがあります。

これは、M3からM16まで。

普通に使うソケットレンチとしては十分なサイズがそろっているため9.5mmがおすすめです。

ただ、M16くらいになると工具メーカーとしては、12.7mmをすすめていますので、大きなサイズをよく使う方は12.7mmも検討してください。

ディープソケットは12角じゃなくて大丈夫?

上ですすめたものはすべて6角のソケットです。

普通のソケットでは12角のものが多いような気がします。

ディープソケットは12角じゃなくていいのか?

ほんとうは12角のほうがいいとは思います。

でも、私が10年以上使っていて、6角だから使えなかったということは今のところ一度もありません。

たまたま大丈夫だっただけかもしれませんが、使用頻度などを考慮しても、わざわざやや高価な12角を選ぶ必要はないような気がします。

おすすめのソケットレンチセット

もしまだソケットレンチセットを持っていないようなら、これがおすすめ。


TONE(トネ) ミックスソケットレンチセット MX300

初めから、普通のソケットとディープソケット、さらに、六角のソケットまでついている。

私は普通のセットを持っているので買いませんでしたが、これを見つけたときは、こちらを買えばよかった、となんだか失敗した気分になりました。

ディープソケットセットを別で持ち運ぶと意外と持っていくのを忘れてしまったり、失くしてしまったりするんです。

どこか別の工具箱に入っていたりしてね。

やはりすべてが一つのケースに入っていたほうが安心ですね。

ちょっと高いからすぐには購入できませんが、いずれは購入するかも。

でも、さすがに同じ差込角のものだともったいないので、買うなら差込角12.7mmのこちらにしようかな。


TONE(トネ) ミックスソケットレンチセット MX400

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