ソケットレンチセットは持っているでしょうか？
ソケットレンチというのは、 六角ボルトやナットの頭にはめて、締めたり緩めたりする工具。
ボルトの頭にはまるソケット部分と、締めたり緩めたりするために回すハンドルに分かれていおり、ボルトサイズや数種類のハンドルの形状セットになって販売されています。
あると非常に便利というレベルではなく、持ってないなんてことは考えられないくらいよく使う、絶対に必要な工具です。
これくらい重要な工具なので、できるだけいいものを購入しましょう。
差込サイズに種類がある
購入のときは、差込角のサイズには気を付けてください。
6.3、9.5、12.7、19.0とソケットを差し込む四角のサイズに種類があります。
使用するボルトのサイズからある程度決まってきます。
基本的にDIYレベルなら6.3でもいいのですが、私としては、絶対に9.5のほうをおすすめします。
理由は、9.5のほうが汎用性が高いため。
6.3のソケットサイズを見ると、M8程度までとなっています。
使用するのは、だいたいこの程度のサイズかもしれませんが、M10やM12くらいまでは、DIYでも必要となる場面が出てくることがあります。
車やバイクなどでも使うことがあるので、やはり9.5角をおすすめします。
9.5のほうになると、M16くらいまでラインナップがある場合が多いため、これくらいになるとまず問題ないサイズとなります。
ちなみに、12.7になると、M24くらいまでのサイズとなります。
これくらいのボルトを締めることは、DIYではほとんどないと思いますので、大きくなると当然価格も高くなるので、値段のことも考慮して、9.5が一番おすすめです。
ソケットは12角にする
ソケットにも種類があります。
標準のソケット、長さが長いロングソケットなど。
長さ違い以外にも種類があって、ソケットはボルトの頭にはまるようになっているため６角形の穴が開いていますが、穴の頂点が12個ある12角のソケットというものがあります。
ちょっといいソケットセットになると、M4やM5用は6角かもしれませんが、それ以上のサイズのソケットはまず12角のものが付いていると思います。
理由は、そのはまる角度にあります。
ソケットレンチセットのハンドルにはラチェットタイプとは違い、角度が限定されているものもあります。
６角になると、ソケットがボルトにはまる角度、60度ピッチでしか選択できないのです。
12角にならば、角度は30度ピッチでボルトにはまります。
このことはハンドルの回しやすさに大きく影響してきます。
これが6角だとハンドルが周りの構造物などと干渉して回せない、なんてことも出てくるのです。
12角のほうが値段は高いと思いますが、ここは妥協せず12角を選んでください。
おすすめのソケットレンチセット
ここからはおすすめのソケットレンチセットを紹介します。
個人的に使っているのもあって、TONEのソケットレンチセットが一番いいのではないかと思っています。
トネ(TONE) ソケットレンチセット 差込角9.5mm(3/8″) CX3172 内容24点 シルバー
このセットがM3からM16までのソケットが付いており、さらにハンドルも豊富。
M3からM5くらいまでのソケットは6角ソケットですが、それ以上は12角。
言うことありません。
これがベストだと思うのですが、やはり値段は少々お高い。
ちょっとここまでは、という方には、こちら。
トネ(TONE) ソケットレンチセット 差込角9.5mm(3/8″) 1560M 内容17点 シルバー
ソケットサイズは、M3.5からM14までと少し減りますが、さっきのものと同様に面間10以上は、12角のソケットが付いています。
ハンドルも基本のラチェットだけですが、ほとんどの場合、ラチェットハンドルを一番よく使うと思うので、こちらでもいいかも。
TONEには似たようなセットが他にもありますが、なぜこちらの２種類を勧めるのかというと、ユニバーサルジョイントが付いているからです。
ユニバーサルジョイントというのはこういうもの。
ボルトなどを回そうとしたとき、ソケットレンチのバーが干渉してボルトにソケットがはまらない、ということがたまにあります。
そんな時はユニバーサルジョイントをソケットとハンドルの間などに付けて、レンチのバーの角度を少し倒すことができるのです。
同じようなものとして、ボールジョイントという下のものがあります。
TONEのソケットレンチセットにはこちらが入っているものもあります。
ただ、これがちょっと壊れやすいような気がするのです。
こういったフレキシブルジョイントを使う場合、こじるようにかなりの力を入れてしまうのですが、ユニバーサルジョイントのほうがジョイント部の強度が圧倒的に強い。
壊れにくい。
個人的には、ユニバーサルジョイントは壊れたことありません。
まあ、ボールジョイントも上の二つを見比べるとわかりますが、長さが短いというメリットがありますので、一概にどちらがいいとは言えないのですが、やはり強度を重視して、ユニバーサルジョイントのほうが個人的には好みです。
私がたまたま外れのボールジョイントにあたってしまっただけなのかもしれませんが・・・。
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