金属をDIYにて扱う時にはディスクグラインダーをよく使うと思います。
ご存知だとは思いますが、こういうものです。
この回転部分につける砥石ってどういうのを使っているでしょうか?
種類は大きく分けると、削るための砥石では、オフセット砥石とフレキシブル砥石に分かれます。
切断するための切断砥石もありますが、切断は別で紹介するとして、削るための砥石を紹介します。
DIYではフレキシブル砥石だけでいい
オフセット砥石とフレキシブル砥石どちらがいいのか?
これはもうフレキシブル砥石の1択です。
あえてオフセット砥石を使う必要は無いと思います。
オフセット砥石は粒度が荒く、激しく削る時によく使います。
でも、DIYでそこまでは必要ないでしょう。
なのでオフセット砥石だけで十分だと思います。
砥石の粒度はどれくらい?
砥石にはその粒の細かさにより60とか80とか番手があります。
この細かさについてはどの程度の滑らかさが必要かによって選ぶのですが、私の場合60と120を使用しています。
これを必要な荒さにより使い分けます。
本当は120よりもう少し細かいほうがいいときもあるのですが、結局、そこまで細かく使い分けるほうが面倒になってきて、120でやさしく削って仕上げてしまうことが多いです。
また、私の場合、本当に研磨したようにきれいに仕上げたいような時は、最終的には別のものを使うので、フレキシブル砥石としては、120程度で十分だと思います。
まあこのあたりは、それぞれの用途や個人的な感覚になるので、使ってみてもっと細かくしたり、荒くしたりと変えてみるといいと思います。
フレキシブル砥石の紹介
フレキシブル砥石といえば、スキルタッチS。
もっともスタンダードで使いやすいと思います。
レヂボン スキルタッチS 20枚 AC120 100x2x15
ちなみに、スキルタッチSには、砥材の種類でACとWAがあるのをご存知でしたか?
これはACは普通の一般鋼、WAはステンレス鋼となっています。
このACとWAの違い、使ってみてもほとんど違いが分かりません。
というかWAは一般鋼でも使っていいとなっているので、最近は何も考えずWAを使用しています。
レヂボン スキルタッチS 20枚 WA120 100×2×15
スキルタッチの注意点
スキルタッチに一緒についている透明の裏あてのようなプラスチック。
これは必ず裏につけて一緒にディスクグラインダにつけてください。
これがないと急な割れが起きやすくなります。
ディスクグラインダによる作業は簡単なわりに危険が伴います。
十分注意して下さい。
他のメーカーのフレキシブル砥石
他のメーカーのフレキシブル砥石としては、ニューレジストンのスーパーグリーンをよく見かけます。
NRS スーパーグリーン 100×3×15 #120 SG1003120 (25枚入り)
これのいいところは、スキルタッチのように裏あてのプラスチックなどがないところですね。
まあ取り付ける時だけなので面倒というほどではありませんが、ないほうが取付けやすいかな。
私は、こちらをほとんど使ったことがありません。
2度程試したのですが、砥石のしなり方などやはり少し違うため、たぶん力のかけ方を変えたりしないといけません。
でも、もう体がスキルタッチに慣れてしまっているので変えるよりもスキルタッチで十分と判断しました。
最初からこちらを使っていたり、慣れている人だとこちらのほうがいいという人もいると思います。
消耗品もいいものを買う
ディスクグラインダの砥石などの消耗品は、使ったらなくなってしまうものです。
材料でもなければ、工具のように物としても残りません。
でも、こういう物ほどいいものを使ったほうがいい。
特に、ディスクグラインダの砥石は、質の悪いものは割れやすかったりするものもあり、危険ですし、無駄が多くなります。
結局、ちょっとくらい割高でも、きちんとしたメーカーのものを使ったほうが得だと思います。
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