モノタロウの防錆スプレーを試す

消耗品
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防錆・潤滑スプレーと言えば、呉工業のクレ5-56。


KURE(呉工業) 5-56 (430ml) 多用途・多機能防錆・潤滑剤 [ 品番 ] 1005 [HTRC2.1]

おそらくですが、誰もがこれを普通に使っているのではないでしょうか?
それくらいみんなが使っています。
まあ、値段もそれほど高いわけでもなく、私もずっとこれを使っていたのですが、ふと疑問を感じました。
もっと安いスプレーでも問題なく使えて、中身なんて同じものも同然なのではないか?
これより高いものは使ったことがあります。
焼付防止だったり、シリコンやテフロンなどが添加されているもの。
用途や場所によってそういったスプレーもたまには使うのですが、5-56より安い防錆・潤滑スプレーなんて考えたこともなかったのです。

昔は、脱脂洗浄のスプレーも別のものを使っていましたが、今では価格から、モノタロウを使っている。
もしかしたら、モノタロウの防錆・潤滑スプレーがコストパフォーマンス的には優れているのでは?
一度試してみるもの悪くないかも。
こう考えて一度試してみることにしました。
ということでこちらを試す。


防錆潤滑剤

使用した感じとしては、ちょっと私の用途としてはいまいちかもと感じました。
とりあえず感じたのは、粘度。
5-56のほうがサラサラに感じます。
粘るというわけではないのですが、比較するとドロッとしているというか、5-56に比べるとなのですがサラサラではない感じです。
私の場合、錆びてしまったねじなどを外すときにも使うのですが、サラサラなほうがよく浸透していくような気がします。
この点でまずあまり良くないと感じました。

もう一つ気になったのはにおいと色です。
なんか変わったにおいがします。
油のにおいと言えばその通りなのですが、機械関連の仕事をしていてもちょっと変わったにおいと感じてしまうような香りがする。
まあ、スプレーなんてなんだって結構臭い物ですが、なんか気になるにおいです。
性能には関係ありませんが、他の人がにおいをかいでもちょっとどうかなって思われるかもしれません。
そして、色もやっぱり気になる。
クレ5-56はほぼ無色だと思う。
対して、モノタロウのはわずかに有色ではないかな?
白いウェスで拭くと、黄色っぽくなるんです。
・・・・油なのでこういう色もあると思うけど、5-56から変更を考えるとちょっと躊躇してしまいますね。

一缶だけ購入して試しただけなので外れを引いたという可能性もありますが、これは変更は中止。
クレ5-56の使用を継続することにしました。
後は値段の考え方もあります。
私の用途は稼働部の潤滑と機械などの分解時に錆びたり、固着してしまった部分にかけるというもの。
脱脂スプレーは大量に使用して、すぐになくなるのですが、潤滑スプレーはなかなかなくなることはなく、一缶が結構もちます。
そして、価格も重要なのですがそれよりも、浸透の具合が重要。
そうなるとサラサラであることは結構重要な要素なのです。
ということで、大定番を継続。
何度か固着部分にかけて使ってみても、やっぱり5-56のほうが使いやすいと感じましたね。
私の用途では、いまいちに感じたモノタロウの防錆潤滑スプレーですが、すべての面で劣っているというわけではありません。
価格は非常に安いうえ、噴射力はモノタロウのが上。
防錆用途で少し広い面積にかけたいという目的の場合、こちらのほうが使いやすいと感じると思います。

ちなみに、モノタロウには他のも防錆・潤滑スプレーがあるのですが、そちらは試していません。

このあたりなのですが、理由は、コストメリットがないから。
それから、防錆を強めたものと、潤滑を強めたもの。
成分が異なってそれぞれ強みを変えていると思うのですが、2種類あっても用途によって使い分けるのが面倒というのも避けた理由です。
もともとクレ5-56にまったく不満はなかったので値段が変わらないようなら、そのままで十分ですからね。


KURE(呉工業) 5-56 (430ml) 多用途・多機能防錆・潤滑剤 [ 品番 ] 1005 [HTRC2.1]

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