10.8V インパクトドライバーに衝撃を受ける

充電式
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10.8Vは以前にも使ったことがありました。
私の場合は7.2Vペンインパクトと14.4Vインパクトの両方を使っていたので、必要はないと感じていました。
ただ、これを使ってみたら、これも購入したくなりました。


マキタ 充電式インパクトドライバ 10.8V 1.3Ah 白 バッテリー2個付き TD090DWXW

理由は軽さが一番。
なんといっても軽い。
その上、7.2Vのペンインパクトとはやはりトルクが違います。
実際にカタログ上の数値で比べても、最大締付トルクが25N・mと90N・mなので体感の通り圧倒的に違いますね。

でも、10.8Vの以前使ったことがあるものとの違いは何だろうかと考えてみました。
以前使ったものはこちら。


マキタ 充電式インパクトドライバ 1.5Ah (バッテリー・充電器・ケース付) TD110DSHX

カタログで比較してみると、実際には重量はそれほど変わりません。
TD090DWXWは、0.92g。
14.4Vのものと同じような形状のインパクトであるTD111DSHXは、0.97g。
この重量の違いはおそらくわからないと思います。
バッテリー容量が1.3Ahと1.5Ah、さらにパワーも90N・mに対して、135N・mとかなりの差があるのでむしろ、TD111のほうが優秀に感じます。
でも、実際に使ってみるとTD090のほうが圧倒的に使いやすい。
なぜだかあまり疲れないんです。
では、なぜかと考えてみると、どうやらその形状に理由があるように感じます。
14.4Vと同じように、TD111はバッテリーが下に出っ張ってついている。
これは大きなバッテリーを搭載するには仕方のないことです。
しかし、そのためにバッテリーのでっぱりが気になったり、重量バランスの関係で使っていると腕が疲れてしまう。
対して、TD090。
こちらはペンインパクトのようにバッテリーが握り部分に収まる形になっている。
どうやらこれが理由で疲れにくいのかもしれません。
というか違いがこれしかないですからね。
手の中に重いものが収まっているというバランスが疲れにくくさせているのだろうと思います。

また、トルクが低いというのも疲れにくい理由の一つかもしれません。
トルクが高いということは、そのトルクは腕にもかかるということ。
ということは必要以上のパワーはその分腕も疲れるということになります。
TD090がどれくらいのパワーかというと、ボルトでいうとM12まで締められる。
DIYならまったく問題ないレベルです。
ならばこれ以上のパワーのインパクトは基本的に必要ありませんね。

形状のため疲れないということを上で言いましたが、バッテリーが握りに納まるため縦方向は短いけど、その分なのか横方向といっていいのかはわかりませんが、ビットを付けたときの寸法は少し長めとなっています。
狭いところで作業する場合は一長一短かもしれませんが、個人的には縦方向が小さいほうが使いやすいのもあり、TD090を押したいです。
M10やM12くらいのボルトを締め付けたい時は、14.4Vがいいと思いますが、M6やM8程度しか使わないという方には、断然TD090がいいと思います。
最初は、14.4Vのバッテリーをたくさん持っているため、かなり躊躇していましたが、あの使用感は捨てがたいので、結局購入してしまいました。
今では、メインにこれを使っています。
そして、使っていて感じたことは、インパクトをまだ持っていないなら、手始めにこれを購入するのが正解なのかもと感じています。
これを使ってみて、特に問題なければ一番いいのですが、もう少し小さな物が欲しいならペンインパクトを。
もっとパワーが欲しいなら14.4Vか18Vを、という感じでインパクトの入口として最適かもしれません。
今の私の使い方は、作業の時、インパクトをあまり使わないならこれを。
バリバリ使いそうなら、パワーに合わせて、ペンインパクトか14.4Vという感じで使用しています。


マキタ 充電式インパクトドライバ 10.8V 1.3Ah 白 バッテリー2個付き TD090DWXW

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