工具ではありませんし、DIYとはほとんど関係ないのですが、今回はマスクの比較。
最近ではマスク無しで出かけることはほぼなくなりました。
プライベートでも、仕事でも、もはや必需品になってしまいました。
これまでいろいろな使い捨ての不織布マスクを購入したが、今後のために少し比較してみました。
今回は、シャープ、アイリスオーヤマの安心清潔マスク、ミネベアミツミ、トリニティの原価マスク、この4つを比べてみます。
トリニティの原価マスクについては、もう販売していないのであまり意味が無いような気もしますが、持っていたので一応入れておきます。
あくまで個人的な感想なので、マスクの性能を表しているわけではありません。
参考程度に読んでください。
ウィルスをどれくらい防げるのか?などは、私ではまったくわかりませんしね。
包装について
アイリスオーヤマについては7枚入りのものなので、箱の場合はどうなっているのかはわかりませんが、7枚入りでは、個包装となっていました。
アイリスオーヤマ マスク ふつう 7枚 耳が痛くなりにくい(PM2.5 花粉 黄砂対応)トリニティの原価マスクも個包装。
シャープのマスクは、25枚ずつ2袋に分かれていました。
ミネベアミツミのマスクは、50枚で1袋。
ミネベアミツミ 高性能不織布 マスク 日本製 50枚但し、シャープの袋は、透明のビニールで普通に開けるしかありませんが、ミネベアのは、取り出し口となるような部分があり、そこを破ると上から1枚ずつ取れるようになっています。
まあ、開封時にカッターナイフとかで切れ目を入れればシャープの物でもできなくはないかもしれません。
包装については、やはり個包装が便利。
予備のマスクとしてかばんに入れておく、というような使い方では個包装が圧倒的に使い勝手がいいです。
マスクケースなども売っていますので持ち運ぶ時には、ケースを使用している方も多いのかもしれませんが、感覚的にマスクケースよりも個包装のほうが清潔感、安心感共に上です。
サイズ
シャープ、ミネベア、トリニティの3つはほとんど同じ大きさ。
あえて言えば、シャープがわずかに小さいかな。
でも、2mmとか小さいだけだから、もしかしたら個体差の可能性もあるかも。
残りの一つであるアイリスオーヤマは、はっきりと小さい。
横方向で10mm、縦方向で5mm程度は小さいです。
はじめてアイリスオーヤマのマスクを使ったときは、ちょっと小さくて気になっていましたが、しばらく使っていると、特に小さくて不便という感覚もありませんでした。
そもそもマスクの大きさは、たいして問題ではないかもしれませんが、大き目のマスクが良いという方は、アイリスオーヤマは避けたほうがいいのかも。
ただ、アイリスオーヤマのマスクには他にも種類があったと思うので、他のものについてはわかりません。
ゴム紐
耳にかけるゴム紐は、シャープのマスクだけかなり細いものでした。
そして、アイリスオーヤマのゴム紐が一番太いです。
他の2つは太さはだいたい同じでその間くらい。
ゴム紐の長さについては、シャープとアイリスオーヤマが短いです。
ミネベアミツミとトリニティの2つはほぼ同じでした。
ゴム紐を引っ張った感じでは、反発力が一番強く感じたのはトリニティの原価マスク。
そして、一番伸びるのがアイリスオーヤマの物でした。
これはアイリスオーヤマのマスクが小さく紐も短いのが関係しているのかもしれません。
シャープのゴム紐は、短いけど細いため引っ張る力は思ったより強くないと感じました。
その点は結構考えられているのかも。
ミネベアミツミのゴム紐の強さは、トリニティとアイリスオーヤマの間くらいでしょうか?
ちなみに、この4社とも紐がすぐに切れてしまうということは、今のところありません。
シャープの紐も見た目は細いからちょっと心配になりますが、しっかりしていると思います。
そして、この4種類とも使用していて特に耳が痛くて使えない、なんてことはなく、問題なく使用できています。
長さや強さがそれぞれ異なるのに不思議ですね。
もしかして、私が鈍感なだけだろうか。。。
不織布の感触
不織布については、アイリスオーヤマが少し厚めに感じます。
そして、シャープの不織布は硬い。
この硬いというのは、ワイシャツにノリが効いている、というような感じで硬く仕上がっている感じです。
肌ざわりが悪い、という訳ではありません。
とは言え、誰でも硬いのがわかるくらい違うので、使い始めは気になるかもしれません。
ただ、この硬さのおかげなのか、一度付いた形が変わりにくいため、息に合わせてマスクが動くということが少ないような気がします。
外して置いておくときなど、他のマスクは形が崩れると思いますが、シャープのマスクは硬いため形が変わらずにそのまま保存できて、再度付けたときに、すぐにしっくりくると感じました。
いずれのマスクも使っていて徐々になじんでくる、というか、へたってくるというのでしょうか?そうなってくると、たいして気にならない差しかないかもしれません。
あえて挙げるなら、トリニティのマスクは少し不織布がガサつくかな?という程度。
それも、もしかすると夏の暑さのピークの時によく使っていたので、自分の肌のコンディションのせいかも、という程度の違いですね。
ちなみに、マスク不足の時に近所で購入した1箱50枚入りのマスクの不織布は、今回比較してる4つよりも肌ざわりが圧倒的にガサガサしています。
そして、ユニ・チャームの超快適マスクの不織布が、今回比較している4つよりも肌ざわりが良いと感じます。
さすがと言わざるを得ません。
ただ、これも個人的にですが、私の場合、紐が普通のタイプのほうが好みなので、超快適マスクの不織布で普通のゴム紐のマスクを作ってもらえると一番うれしいかも。
なぜか超快適マスクのほうが耳が痛くなりやすいです。
ノーズフィット
ノーズフィットという呼び名が正しいのかはわかりませんが、鼻のところの隙間を無くすためのワイヤーについても違いがあります。
それぞれ多少の違いはありますが、アイリスオーヤマとトリニティは、鼻の形に曲げてもかなり戻ってしまいます。
90℃に曲げても45度くらいまで戻ってしまう感覚です。
対して、シャープとミネベアミツミも、戻りはするのですが、90度に曲げると60度に戻るくらいの感じ。
少し戻りが小さいような気がします。
鼻の形に合わせやすいのは、シャープとミネベアミツミのマスクだと思います。
とはいえ、慣れてしまえばどちらも同じ。
何度か同じマスクを使っていれば、どれくらい曲げると自分の鼻の形に合って隙間ができなくなるか、わかってくるので、この点もそれほど気にしなくてもよいかもしれません。
息のしやすさ
息のしやすさについては、正直言ってどれも大差ないと感じています。
このマスクだと苦しい、ということは感じたことがありません。
ただ、マスクをしたまま動くときには、どのマスクでもちょっと息苦しくはなります。
もし息のしやすさに違いがあったとしても、これをきちんと評価するのは難しいでしょうね。
きちんとマスクのフィルターを通して呼吸が出来ているか?という問題も出てきます。
もしかしたらマスクと顔の隙間からほとんどの空気が流れていて、このマスクは呼吸が楽にできる、と感じている可能性がありますから。
そうなると、そもそもマスクしてる意味は?ということになりかねません。
におい
においについては、個人的にあまり敏感ではなく、多少強いにおいがあっても、たいして気にならないので参考にならないかもしれません。
それぞれ多少のにおいはありますが、トリニティの原価マスクとアイリスオーヤマのマスクがにおいが強いと思います。
それぞれ異なるにおいがするのが少し興味深い。
素材としては、ほとんど同じ材料のはずなのにちょっと不思議です。
においの強いものは両方ともが個包装の物なので、包装により密閉されていて、そのためにおいが抜けないから、余計ににおいが協調される、という可能性もあります。
もしかすると個包装から出して少し置いておくとにおいが弱くなるのかもしれません。
総評
結局、どれが一番いいのかは、よくわからない、という結論となってしまいました。
このあたりのメーカーのものなら、紐がすぐに切れてしまったり、不織布の状態がひどい、というようなことはあまりないと思います。
そして、たいして差がないなら安いものがいいのかも。
私の使い方では、仕事がらマスクがすぐに汚れてしまいます。
粉塵などで汚れるというよりは、自分の手で汚してしまう。
手が汚いままマスクを外そうとして、マスクが汚れてしまい捨てる、というパターンがほとんどなので、耐久性についてはよくわかりません。
そして、使い捨てという点から考えると、安さもかなり重要。
この中だと、シャープのマスクはちょっと高すぎると感じますね。
抽選で当たっても一度の注文で1箱しか注文できないため、送料が単価を上げる要因となります。
そもそも、いまだに抽選なので安定して手に入れることはできないため、無理して買うことはないという感じです。
現在、安価なマスクは50枚で1000円以下。
今度機会があったらそのあたりのマスクと比較してみたいと思います。
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