普通の金づちは持っていると思います。
でも、プラスチックのハンマーは持っているでしょうか?
持っている人は当然気が付いていると思いますが、少し精密なものの部品組付け時の位置だしなどにとっても便利。
というより、プラハンがないない場合、どうやって細かい位置だしをするのだろう?
普通のハンマーでたたいたりしたら、傷がついたり下手すると変形の不安まであります。
優しくたたいたつもりでも、金属のハンマーだと意外と力が加わってしまい、打痕がついたり、変形してしまうということはよくあるのです。
公差が厳しいものでは簡単にはまらなくなったりします。
たとえば、シャフトの端。
機械をばらすとき、こういった部分を強めにたたくと、端がわずかに広がります。
目で見てわからなくても、ベアリングなどに通そうとするとわかります。
シャフト端が潰れて径が大きくなってしまい入りません。
これを防ぐには、プラハンが最適。
微調整用に使う場合は、質はほとんど関係ない。
安価なものを購入すればOKです。
ベッセル(VESSEL) プラスチックハンマー 70 1LB No.70-1LB
片側がゴム、片側が樹脂のものもあります。
ゴムも使うという方にはこれがいいかも。
ストロングツール(Strong TooL) 2WAYハンマー パイプ柄 30mm 02406
ただ、位置だしとか調整という用途ではゴムのハンマーはちょっと使いにくいと思います。
ゴムだと力を吸収しすぎてしまいますので、位置だしや調整には向かないと思います。
むしろ反対側が鉄になっている、このタイプが個人的には一番いい。
鉄と樹脂両方で叩きたいというときもありますので、その時にハンマーを交換しなくてもいいので便利です。
叩くものによっては、プラハンはないと問題になることもあるので個人的には必須のものです。
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